外壁は塗り壁にすることで人の手で作る風合いと工業製品には出せない、塗り壁ならではの 色合いの外壁には植栽がよく似合います。
足元には従来のタイルよりも大きい、大判のタイルを 使用することで、目地（タイルとタイルの継ぎ目）が少なるのと同時に、タイルのテクスチャー が際立つことで高級感が増します。

リビングに面した場所に設けた和室は、白を基調にグレーとウォルナットでまとめました。
リビングから和室が見えることでリビングの雰囲気が壊れないように。。。でも、和室ならではの 和の雰囲気が残るように、吊押入れにして床の間を広げ、カーテンをプリーツスクリーンで 和モダンに仕上げました。

床材には無垢のオーク材を使用しました。オーク材は適度な硬さと木肌が美しいことから、 家具によく使われていることで、オーク材の床は自然と家具との相性が良い素材となります。
そしてアイアンやタイルといった他の素材とも相性が良く、空間にまとまりが生まれます。
吹き抜けを利用したオープン階段は開放感だけでなく、光や風の通り道となって暮らしの 質を高めてくれます。